障害者・高齢者の法律問題

障がいのある方の権利について

1.代表の黒嵜は、大学生の時にオートバイ事故によって脊髄を損傷し、弁護士業務・日常生活のすべてにおいて車いすを使用しています。

自身が思わぬ事故によって重い障害を負ったことによって、それまでは考えもしなかった生活となり、まずは障害のある自分自身が社会参加するためにどうするかを考えざるを得なくなりました。

そして、弁護士登録した後は、障害のある友人・知人からも相談を受けることが多くなり、弁護士会でも障害のある人の権利を確立するための委員会に所属することになりました。

2.日本においては、様々な生活場面での障害福祉施策が実施されていますが、まだまだ障害のある人が完全な社会参加を実現するためには多くのハードルが存在しています。

一言で障害といってもざまざまな種類があり、その障害の種類に応じたきめ細かい施策を充実させる必要があると思いますし、障害のある人を含むすべての人が地域社会の中で充実した生活を送ることが出来るように、また、教育、就労、アクセス、サービスの享受などあらゆる生活場面において社会参加が可能となるように、社会全体でボトムアップしていくことが重要だと考えます。

また、障害がある故に不利益を受けていることがあれば法律の力によってその不利益を除去していく必要があると考えています。

障害がある方で、その障害があるために一定の不利益を受けている、法律の力で解決を図りたいなど、法律相談を受けてみたいと思われる方は是非ご連絡下さい。